②かかとの通る位置

練習中、

動画を撮って自分で見る、

チームメイトに見てもらうなど

しているかと思います。

しかし、ただ動画を撮って満足しているだけでは意味がなく、

どういうポイントを見ればよいのか、正しく理解した上で行わないと、

その日の練習は、運動量が少なくなるだけです。

 

私の場合は走りを動画でチェックする際、

かかとの通る位置を確認していました。

1.かかとの通る位置が低いと

・膝を使ってタメを作ることが難しくなる

・へその下の位置(重心)が後ろになり、腰が落ちる

・中心から足を動かすことができなくなる

 

2.かかとの通る位置が高いと

・膝を使うことができるようになるため、タメができ、

滞空時間が生まれる

・へその下の位置が前に進むために正しい位置に置くことができ、

効率よく前に進む

・中心から足を動かすことができ、足を長く使うことができる

 

速い選手は共通して、

スイング足のかかとが膝の付近を通っている

という共通点に気付くことができました。これは自分の中でとても大きなことです。

 

動画を撮って満足していませんか?

それによって運動量が不足していませんか?

 

分析する自分自身も、助言する側も、

速い人の共通点を理解して

動画を見ている時間のクオリティを上げる必要があります。

①正しい力の加え方

速く走るためにはまず、

「力を加えるポイントを膝にする」ことが大事だと考えます。

画像別に解説していきます。

 

1.1枚目の画像(1レーン 11秒12)

 

意識して力を入れるポイントが「軸足」になってしまうとこのような走りになります。

軸足で力を加える

膝が上がらずタメが作れない

足が早く地面に着かないように、骨盤のひねり動作によってカバーしようとする

こうなってしまうと、空中分解してしまい、足が流れ、身体も無駄に反ってしまいます。

片足立ちになるので、唯一地面に着いている軸足に力を入れてしまいがちですが、

全力疾走中に軸足を力点にするのは間違いです。

 

2.2枚目の画像(4レーン 10秒75)

同じところを切り取ったものですが、

力を入れるポイントを膝に変えると、このような動きになります。

膝に力を加える

軸足が勝手に力が入り支持される(ここ重要です)

地面からの力が正しい位置でもらうことができる

 

先ほどの写真より、腰が高いように感じませんか?

つま先立ちにならなくても、膝を使って正しく支持できれば、

その後の動きにも連動性が生まれます。

   

【理論が実感できる動き・トレーニング】

今立って、斜め上方向に膝蹴りをしてみて下さい。

軸足に力を入れなくても、勝手に力が入りませんか?

これが正しい力の加え方です!

自己紹介

Amano Yutaと言います。

僕は中学から、3年前まで、現役で競技を続けてきて、

最高順位は全国5位です。

ですが、僕は元々足が速かったわけではありません。

小学校の時は、

100mや選抜リレーのメンバーに入れず、

余っていたハードルを選びました。

中学時代の110mHも2年まで3歩で行けず、

100mは12秒を切るのがやっとでした。

高校時代はインターハイには行けたものの、

大事な試合では結果が残せず悩みました。

競技生活に変化が現れたのは、大学時代です。

速く走るために大事なこと

目標の試合で結果を出すために大事なこと

が分かるようになり、

記録も伸びて、

大事な試合で結果を出せるようになりました!

僕の高校時代までのように

・練習を頑張っているのに記録が伸びない

・自己ベストは更新しているが、大事な試合で結果が出せない

こんな悩みを持っている方は多いのではないでしょうか?

なぜ記録を伸ばすことができたのか。

instagramと連動して、このブログで解説します!

結果を出したい皆さんの力になれればと考えています!

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@yuta.5057